河口恭吾 自選ベスト あじ盤

河口恭吾 河口恭吾 自選ベスト あじ盤歌詞
1.蒼い時計

作詞:河口京吾
作曲:河口京吾

君から言えないなら いま僕から言おうか
うつむいたままの君が答えだと

そんな顔しないで 少し笑ってほしいな
君の最後の顔 胸に刻みたいから

二人出会った事の意味がいつかわかったとき
僕らこの悲しみをやさしさに変えれるのかな

急に嫌いになどなれないから
多分 明日もまた君が好きなんだろう

二人出会った事の意味がいつかわかったとき
僕らこの悲しみをやさしさに変えれるといい

君から言えないなら いま僕から言おうか
うつむいたままの君が答えだと


2.悲しきペルソナ

作詞:河口京吾・常田真太郎
作曲:河口京吾・常田真太郎

「大したことないさ!」って言えたならどんなに楽だろう
背負い込んだ荷物 笑っているのは見栄っ張りな心と、膝小僧

まだ見ぬ世界 描いていた空を
飛べると信じきっていた10代の夏

伸ばした両手は思ったものとは違うものを掴んでいた昨日
自分で作った水たまり 大きな歩幅で越え
フリダシから始められたなら
ほつれた未来が続いてる

位置についてヨーイ、ドンで駆けていくはしゃぐ子供たち
速い子も遅い子もそれぞれにガムシャラでうらやましく見えた

いつも身の丈以上を望んでは
叶わないと噛みついていた20歳の夜

知らぬ間に厚くなった面の皮 世間と折り合ってくためのお面
悲しきペルソナ 損得ばかりで覆ってしまって
本当の自分見えないままで
何を目指して走っていたんだろう

遠くで ポロポロ 何かが剥がれる音がする

知らぬ間に厚くなった面の皮 世間と折り合ってくためのお面
悲しきペルソナ 憧れていたヒーローを真似て
拳を前に突き出してみるよ
ありふれた今日に向かって

出来るだけチカラを込めて


3.風と落ち葉の季節に

作詞:河口恭吾
作曲:河口恭吾

黄色く染まった絵画館前のイチョウ並木は
絵はがきみたいでいつもしらけてしまう
イーゼルかかえた老人は去年と同じ人
今年もまたなぜかここに来てしまった

※かわいた風が落ち葉を吹き飛ばすように
あなたとの日々忘れられたらいいのに
季節がそっとめぐっていくように
だれかをまた好きになれたらいいのに※

西陽のグランド打ち上げたファーボール消えて
歓声をすいこんだ雲がながれていくよ
最後の言葉を言えないあなたを見つめていた
冷めきったコーヒーはあの時と同じ

つないだ指でかわした約束はもう
あなたの胸で思い出になってるでしょう
友達には笑い話にしても
一人のときには笑えないのが悲しい

(※くり返し)


4.くちぶえ

Album Ver
作詞:河口京吾
作曲:河口京吾

青空に心 染めて
そっと
口ぶえ吹こう風にのせて
この想いを君のもとへ

君に笑顔があふれるように
君に笑顔があふれるように

青空に心 染めて
そっと
口ぶえ吹こう風にのせて
この想いを君のもとへ

君のもとへ


5.夏への羨望

作詞:河口京吾
作曲:河口京吾

槍ヶ先の交差点5時半の空は桃色から蒼へのグラデーション
“REDEMPTION SONG”聴こえる店先ひやかせば今年最初の湿った風

夕闇に濃くなるのは
思い出とシナモンの香り

※もうすぐまた夏が始まって
海だ花火だ恋だって
焼けた肌 汗と甘い匂いに
また惑わされたくって※

(※くり返し)

八幡通り抜けて246は渋滞 今日もテールライトの赤い川
神宮の花火が見えるってホテルの部屋の明かりを見上げてる

カーラジオが伝えてる
今週の天気と梅雨明けを

もうすぐまた夏が始まって
海だ花火だ恋だって
懲りずにまた夢中になって
いつの間にか過ぎ去って

強い日差しにヤラれ浮かれて
苦い思い出さえ甘い
焼けた肌 汗と甘い匂いが
いまとても懐かしくて

(※くり返し×2)


6.冬の陽射し

作詞:河口恭吾
作曲:河口恭吾

君の白い吐息と 冷たい左手が
僕をあたためるよ いま どんな言葉よりも
北風に肩よせて 君と歩いていたい
この道を どこまでも 冬の陽射しを浴びて
明日も君と笑えたらいい つよく抱きしめるよ
僕らがはぐれないように

誰かのせいにして あきらめたりしないで
君が話してくれた 夢は素敵だから
涙の夜は そばにいてそっと 君を抱きしめるよ
笑顔がこぼれ落ちるまで
明日も君と笑えたらいい つよく抱きしめるよ
僕らが はぐれないように
僕らが はぐれないように


7.景~hikari~

作詞:河口恭吾
作曲:河口恭吾

変わらないものなどどこにもないのなら
この君への想いもいつか変わってしまうのかな

当たり前の日々にすり減っていく何か
大事なことをまた見失いそうになるから

※いま君のこと見つめるよ
今日に迷わないように
つよく君を抱きしめるのさ
僕らが明日にはぐれてしまわぬように※

サヨナラかさねても見つからない答えに
誰もが皆 おくびょうになってくけど

痛みと引き換えにやさしくなれたらいい
遠回りじゃない二人出逢えた意味があるから

君が僕にくれる笑顔を
僕はずっと守りたい
つよく心抱きしめたいよ
不確かなものもう一度信じられるように

いまそっと口づけしよう
深く君を知りたいよ
上手く言葉で言えないけれど
やわらかなこの温もりなくしたくない

(※くり返し)


8.地球兄弟

作詞:河口京吾
作曲:河口京吾

青い青いこの星に生まれた
みんな繋がって生きている兄弟さ

思い浮かべてみよう
世界中の人の笑顔
大人も子供もほらみんな笑ってる

ニューヨークの人もバグダッドに住む人も
北京やソウルや東京の人も

国や政治や宗教や歴史もあるけど
同じ人として愛をもって さぁ共に歩こう

青い青いこの星に生まれた
みんな繋がって生きている兄弟だろ?

思い浮かべてみよう
争いのない一日を
悲しみの涙を誰を流さなくていい日を

飢えや貧困や思想の違いや差別
一人の人として愛をもって 何が出来るだろう?

青い青いこの空の彼方の
知らない誰かといま話してみたい

六十数億人分の夢と希望と苦悩をのせて
今日も地球はまわる

とどけ とどけ いつか願いとどけ
かがやく瞳の少女の夢叶え

青い青い 想いをそのままに
行こう明日へあきらめることなく

青い青いこの星に生まれた
みんな繋がって生きている兄弟さ

同じ時代を生きている兄弟さ


9.ワタシnoツバサ

作詞:河口京吾
作曲:河口京吾

朝から課長のお茶汲みなんて…なんで私が!?って
湯気立ててるよ給湯室

彼氏にメールでグチをこぼせば逆にヘコまされた
「そんなのお前だけじゃない」ってサ

何となくでもう4年も続いてるけど
会社も恋愛にも夢見れなくて日々渇いてゆくようなココロと肌

ホントにやりたいことや死ぬほど愛しちゃう人に
まだ私出逢えてないだけなのよ
足りない心のスキマはビールやお菓子で埋めるわ
ほら二の腕の羽がフルえてる
空を羽ばたきたいよと

「たまには合コン行ってみたら」と誘ってくれた
秘書課のA子は玉の興

アセってないけど選べるうちが華の季節だと
最近じゃ感じてるから

転職も考え資格も取ってみたけど
結婚もぜったいにしたい…だから相手の職業や年収に目が光ってしまう

月9のドラマの中には何処にも私はいない
かと言って平凡じゃ終わりたくはない
溜まったストレスはエステや買いものや旅行で発散
ほら気持ちも財布もスッキリするわ
働かなくちゃね

ホントにやりたいことや死ぬほど愛しちゃう人に
まだ私出逢えてないだけなのよ
足りない心のスキマはビールやお菓子で埋めるわ
ほら二の腕の羽がフルえてる
空を羽ばたきたいよと

いつか羽ばたきたいよと


10.ディレイタイム


11.紅茶月夜

作詞:河口恭吾
作曲:河口恭吾

会えない人を思う夜には
出すぎた渋い紅茶が似合う
見上げた月は私のこころ
さみしく尖って一人ぼっち

終わった恋なのにさよならできない
余った想いが夜空にはみ出す

かなわぬ恋だとわかっていたから
涙は見せずに笑っていたの
終わった恋なのにさよならできない
余った想いがため息に変わる

見上げた月は私のこころ
さみしく尖って一人ぼっち


12.孤独のキャラバン

作詞:河口京吾
作曲:河口京吾

月の砂漠をどこまでも
白い駱駝のコブにゆられて行く

七つの海と国をこえて
探してるのは俺の盗まれた心

憧れは夜の向こう
君の眠る街へ

愛し君の面影が
浮かんではまた消える

月の砂漠をさまよって
赤くまたたく星が道しるべ

西へ東へ旅は続く
探してるのは君のあの青い瞳

君にもらったナイフが
悲しい音たてる

うるわし君のくちびる
せめて夢で会えたら

今宵 夢で会えたら


13.雨

作詞:河口京吾
作曲:河口京吾

かわいたこの街に雨が降る
私の心に雨が降る

夕べ見た夢のあなたはやさしくて
夢だと気付くの

あなたをまた思っている
二度とはもう会わないと
涙で誓ったのに

遠いあの海に雨が降る
私の心に雨が降る

わがまま言ってはあなたを待てなかった
雨が窓を叩く 叩く

あなたは今誰といるの?
どんな顔で笑ってるの?
おしえて幸せなの?

あなたをまた思っている
二度とはもう会えないと
本当はわかってるけど…わかってるのに


14.桜(09 Ver.)

作詞:河口京吾
作曲:河口京吾

僕がそばにいるよ
君を笑わせるから
桜舞う季節かぞえ
君と歩いていこう

僕がそばにいるよ
君を笑わせるから
桜舞う季節かぞえ
君と歩いていこう

まぶしい朝は何故か切なくて
理由をさがすように君を見つめていた
涙の夜は月の光に震えていたよ
二人で

僕がそばにいるよ
君を笑わせるから
空のない街抜け出し
虹を探しに行こう

いつもそばにいるよ
君を笑わせるから
やわらかな風に吹かれ
君と歩いていこう
君と歩いていこう

君がいる
君がいる
いつもそばにいるよ


15.12

作詞:河口恭吾
作曲:河口恭吾

今年もあと少しでまた終わろうとしてるけど
どうだろう?君や僕やこの世界はよくなってるのか?

聞き飽きた歌をならべても
救えないものもあるさ

いま僕らは描いた未来へ進んでいるのか?
見上げた空 雲の彼方に答えはあるのか?

真夜中ラジオの声 膨らみ続ける宇宙の話
僕は思い浮かべる百億光年の彼方の星を

その光がとどく頃には
僕等はここにはもういないよ

いま僕らはどこへ向かって歩いているのか?
見上げた空 目を凝らしても星さえ見えない
いま僕らは描いた未来へ進んでいるのか?
見上げた空 雲の彼方に答えはあるのか?

答えはあるのか?


16.ただいま

(orchestra Ver)
作詞:河口恭吾
作曲:河口恭吾

掃き出された駅のホーム 結び目の落ちたネクタイ
何かに追われるように 今日がまた終わっていく

誰かの家の明かりと流れてくるカレーの匂いが
まだ遠い家路を急かして 重いカバンを弾ませた

僕を待っていてくれる温もりへ さぁ帰ろう

※「おかえり」って君がいつも笑顔をくれるから
僕はまたがんばれる
小さな喜び二人つづれ織るこの日々
何度も 何度も君に言わせて…「ただいま」※

しわくちゃになったYシャツ押し込んでは頭を下げて
愛想笑いがヘタだってからかわれた昼休み

見えているものばかりじゃ息が詰まることも多くて
自分と誰かをくらべてはいろんなものが欲しくなる

幸せの物差しは縮んだり伸びたりするけど

「おかえり」って君のいつも笑顔で思い出す
僕は一人じゃないって
大切なものを僕ら見失わないように温もりを抱きしめよう…
「ただいま」

一人じゃ見えなかった景色がある
君を連れてゆくから 明日へ

「おかえり」って君がいつもチカラをくれるから
僕はまたがんばれる
小さな喜び二人つづれ織るこの日々 何度も 何度も君に言わせて

(※くり返し)